銘柄検討メモ

次に購入する銘柄を検討しており、忘れないように記録しておく。

 

1. 将来のビジネス拡大のため膨大な投資をしている企業

AmazonNetflixSalesforceなどは利益はほとんど将来の売上拡大のための投資にあてている。それをやめれば、堅実な利益を出せるが、'将来への投資'を優先している。その姿勢が続いているうちは、投資対象として選択すべきと考えている。反対に縮小する既存ビジネスの維持のための投資している企業ははずす。

 

2. SaaSビジネスで業績を拡大している企業

IT業界は、製品を購入するライセンスモデルから、サービスを利用するサブスクリプションモデルへ急速に変化している。今の時点で、クラウドでのビジネスモデルに転換できていない企業は売り、クラウドで伸びている企業は買いで良いと思っている。

クラウドも提供形態が、特定の業種で必要なシステム全体をサービス提供、CRM等の1システムをサービス提供、さらに絞り、1機能をサービス提供のパターンがある。1機能のサービス提供の中で、認証機能のサービス提供しているOkta、メール機能のサービス提供しているMimecast、Send Gridが気になっている。サイバー攻撃の脅威が増している中、狙われる認証サーバやメールサーバを自社で構築、運用したくなく、外部クラウドサービスへの需要は今後も高いと思う。

 

また、教育、医療、人材向けのクラウドは、データ自体に価値がありビジネスに広がりがあると思う。日本企業だと、3分野全てで存在感があるリクルート、教育、医療分野でビジネスを展開しているジャストシステム、医療分野ではケアネット、MDVが気になっている。

医療分野は、5月に施行した次世代医療基盤法でビックデータ活用が進むはず。

https://answers.ten-navi.com/pharmanews/14195/

また、MicrosoftもLinkedinを持っており人材領域ではトップ企業。日本では全然利用されていないが、シリコンバレーでは一次選考はLinkedinでされることも多いと聞く。

 

3. アジアをターゲットに業績拡大を計画している企業

 アジアの中高所得者層の急速な増加により、医療、健康、美容需要の増加が見込まれると思っており、この領域で強い日本企業に注目。

 

4.  ビジネス革新がない業界にチャレンジしているグロース企業

 銀行は優秀な人がたくさん入社するのになぜ時代に置いてきぼりなのか。業界に高い参入障壁があると、鎖国と同じで中だけを見て外は見えなくなるのだろうか。今後、参入障壁がなくなると、スペインがインカ帝国を滅ぼしたように一気に再編が進んでもおかしくない。だからSqure、Paypalなどこういった金融分野にチャレンジしている企業や仮想通貨関連は注目。

また楽天の通信業界参入は応援したいが、いまは株の購入対象外。楽天はテクノロジーに優れた企業でなく、ビジネスに優れた企業と思う。様々な業界へ参入し、楽天のプラットフォーム上に統合しシナジーによる顧客価値を創出していてビジネスモデルは良いと思うが、テクノロジー領域では存在感はなく、そもそも顧客向けのシステムは継ぎはぎだらけで使いにくい。歯車がおかしくなると落っこちる可能性もありそうに思う。

 

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